ストレスチェックをもっと活用して職場環境改善を推進させましょう!
こんにちは。公認心理師の「きー先生」です。
ストレスチェックが法制化されて約10年が経ちました。
実施が義務付けられている50人以上の事業場だけでなく、50人未満の事業場においても導入される企業が増えており、今後も導入が拡大していくものと予想されます。
しかし、その一方で、ストレスチェックを実施したものの、どのように活用していけば良いか分からないとのご相談は数多く、十分に活用できていないケースも少なくないようです。
ストレスチェックは労働者自身のストレスへの気づきを促すとともに、集団分析結果から、今職場で何が起こっているのか、職場における課題を知るきっかけとなるものです。
集団分析結果を読み取るポイントは【数値の背景で何が起こっているのか仮説を立てる】ことです。
例えば、仕事の量的負担が高い(忙しい)、同僚のサポートが低い(サポートが少ない)といった数値からは、
・みんな自分の業務で忙しくて余裕が持てず、周囲をサポートするような余裕が持てない
・職場内のコミュニケーションが少なく、そもそも誰がどのように忙しいなど周囲の状況が分かっていない
・業務が属人化しており、周囲はサポートしたくても手伝うことが難しい
などいくつかのパターンの仮説が考えられます。これを会社の特徴・状況と照らし合わせながら状況を把握していくことが職場環境改善の第一歩として大切です。
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