「適応しているようで危ない」社員の共通点とは?

「適応しているようで危ない」社員の共通点とは?

こんにちは。
公認心理師の「キー先生」です。
新年度となり、生活環境や就労環境の変化を感じている方は多いものと思われます。

人は新しい業務や人間関係に適応していくために、かなりのエネルギーを消費するものであり、気が付かないうちに心身のエネルギー切れとなってしまい不調を来たすことは多くあります。

いかに新たな環境に適応していくかが大事となりますが、職場環境の適応に関する問題として「過剰適応」にも気を配ることも必要です。
過剰適応とは、環境変化に合わせようとして必要以上・過剰に自分の行動や考えを合わせようと調整する状態を指します。

過剰適応の背景は様々ありますが、そこには早く期待に応えたい、認められたいという思いから自分本来の力以上の頑張りをしてしまうことも少なくありません。
適応しているならよいのではないかと思われがちですが、やや自己犠牲的に活動し、オーバーワークになって不調をきたすおそれがあるため注意が必要です。
従業員の状態を把握して早期に対応ができるように、一見問題が起こっていないようでも、定期的な1on1を設けるなど、話がしやすい環境を整えることで、従業員が過剰適応に該当するどうか早めに判断できます。

そのほか、アサーションと呼ばれる自分も相手も大切にした自己表現やコミュニケーション手法を取り入れることも対処法の一つです。
アサーションをおこなうことで、自分の状態や気持ちをはっきりと伝えることができ、過剰適応の傾向を和らげることが期待できます。

しえんグループでは、臨床心理士・公認心理師など有資格者によるラインケア(管理者によるケアのポイント)やアサーションの知識やスキルの獲得などメンタルヘルス関連の教育研修プログラムも提供しておりますので、是非ご相談くださいませ。

専門家による外部研修も是非ご相談くださいませ。

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