「アイデアが出ない」…それ、脳の使い方が間違ってるかもしれません

「アイデアが出ない」…それ、脳の使い方が間違ってるかもしれません

創造的な発想を生むには、ただ漫然とアイデアを募るだけでは不十分です。
脳には「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)」「SN(サリエンス・ネットワーク)」「CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)」という3つのネットワークがあり、この連携を意図的に組み合わせることで、短時間で発散・切り替え・収束という創造性を発揮させるためのサイクルが回り始めます

まずDMNは、ぼんやりと考えごとをしているときに活性化し、新しい連想やアイデアの芽を育みます。
これは、「お風呂に入っている時にふと解決方法を思いつく」という状態です。
この状態を意図的に作り出すための取り組として、始業前に3分程度のガイド瞑想を流したり、オフィス近くをミニ散歩する「DMNタイム」を設けたりすると、潜在的な発想が浮かびやすくなると考えられます。

次にSNは、重要だと感じた情報をキャッチし、DMNとCENの切り替えを促すスイッチャーの役割を果たします。たとえば社内休憩スペースに小さな観葉植物やアートを置いたり、短い効果音を流したりすることで、集中から発散への切り替えが滑らかになります。

最後のCENは、アイデアを具体的な行動計画に落とし込むためのネットワークです。「15分だけアイデア整理」と時間を決めて短期集中的に作業をしたり、会議後すぐにToDoリスト化したりすることで、実際の行動につなげていきます。

この3つを組み合わせた「クリエイティブフロー」を社内に定着させると、忙しい業務の合間にも効果的な発想循環が可能になります。
今日から小さな仕掛けを取り入れて、脳のポテンシャルを最大限に引き出してみてください。

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