出産・育児の手続き、なぜこんなに分かりづらいのか
「出産・育児の手続き、窓口がバラバラで複雑すぎる…」 仕事に家庭に忙しい30代・40代の皆さん、そんな風に思ったことはありませんか?
実はこれ、役所からの嫌がらせではなく(笑)、それぞれの保険が「何を守ろうとしているか」が違うからなんです。この「目的」を知っておくと、頭の中がスッキリ整理できますよ。
2つの保険の決定的な違い
健康保険 =「母体の健康」を守る出産は体に大きな負担がかかります。そのため、「体をしっかり休めて回復させる期間」として、病気やケガと同じように医療保険(健保)が生活を支えます。
雇用保険 =「雇用の継続」を守るこちらは「仕事を辞めずに働き続けてもらう」ための制度です。育休中の給付金がここから出るのは、失業保険と同じく「働く意欲のある人のキャリア」を支えるためなのです。
だから「産後パパ育休」も雇用保険
最近話題の「出生時育児休業(産後パパ育休)」の給付金が雇用保険なのも、単なる休暇ではなく「夫婦でキャリアを継続するための働き方改革」だからです。
産むための休み(健保)= 病院の延長
育てるための休み(雇用保険)= 仕事の延長
こうイメージすると、複雑な書類も少し身近に感じられませんか?制度の「意図」を知ることは、賢く働く第一歩です。
